フォトウェディングの準備期間は約6ヶ月!撮影当日までに必要な準備も紹介!
フォトウェディング撮影当日までの準備期間はどのくらい必要なのでしょうか。結論からいうと、4ヶ月~6ヶ月です。ただし、撮影スタイルや撮影場所により変わります。本記事ではフォトウェディングを検討している方に向けて、フォトウェディングの準備期間を解説いたします。フォトウェディング当日までに必要な準備も紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。
フォトウェディングの平均準備期間とは
フォトウェディングの準備期間は、撮影スタイルや撮影場所により変わります。
順番に説明いたします。
スタジオ撮影の場合
撮影の準備期間は、申し込みから撮影当日まで平均2.1ヶ月程度です。ただし、春や秋などの人気シーズンや人気スタジオで撮影する場合は、4ヶ月~6ヶ月程度の余裕を持って計画することがおすすめです。スタジオ撮影は基本的に天候や気候に影響されることなく、スタジオとカメラマンの空きがあればいつでも撮影が可能です。一部のスタジオでは、申し込みから最短で翌日から1週間程度で撮影が可能な場合もあります。撮影内容やスケジュールに応じて、計画を立てる際にはこれらの期間を考慮することが大切です。とくに人気のあるスタジオを希望する場合は、早めの予約が重要です。
ロケーション撮影の場合
撮影の準備期間は、申し込みから撮影当日までの平均2.7ヶ月程度です。人気シーズンに撮影したい場合、最低でも6ヶ月以上前から予約することをおすすめいたします。また、桜の開花時期や紅葉の時期は地域により1週間~1ヶ月ずれ込むことがあるため、撮影を考えている地域の情報を確認することも重要です。ロケーション撮影は、使用許可や撮影の日取りを含めてスタジオ撮影に比べて準備期間が必要です。雨天の場合の予備日なども考慮して、期間を多めに見ておくことがよいでしょう。
海外で撮影する場合
撮影予定日の6ヶ月前から準備をスタートさせることが最適ですが、日付や時期、会場にこだわりがある場合は、6ヶ月以上前からの準備が望ましいです。遅くとも3ヶ月前には場所と日程を確定させることが重要です。フォトウェディングのみの場合は、自分たちのペースで計画することが見込まれますが、海外や国内のリゾート地や観光地での撮影を考えている場合は、旅行の計画も同時に進める必要があります。とくに大型連休や夏冬の長期休暇、観光ハイシーズンに撮影を行いたい場合は、宿泊手配や旅券の確保などを先に確認し、フォトウェディングの手配を行いましょう。
フォトウェディングの流れ
フォトウェディングの準備期間がわかりました。では具体的にどのような準備をすればよいのでしょうか。準備方法を含めた、フォトウェディングの申し込みから撮影当日までの流れを説明いたします。
1. 理想を決める
フォトウェディングを計画する際に、まず新郎新婦が自分たちの理想的なイメージを明確にすることが大切です。具体的には、以下のポイントを考慮いたします。
・衣装
和装と洋装、どちらを着たいかを検討いたします。
・ヘアスタイル
どのようなヘアアレンジをしたいのか、ヘアアクセサリーを使いたいのかを検討いたします。ヘアスタイルは全体の雰囲気を左右する重要な要素です。
・ポーズ
どのような雰囲気でどのようなポーズで撮影するのか、SNSなどを参考にしながら決めておきます。
・写真の納品方法
台紙付きの1枚写真やアルバム、データのみの納品など、写真の形式や納品方法を決めておくことが重要です。また、データのみの場合はアルバムを自分たちで作成するかも考慮しましょう。
新郎新婦の希望やイメージを共有しながら、素敵なフォトウェディングを計画しましょう。
2. 業者選び
理想を決めた際に撮影に重視したい項目をリストアップしておくと、業者を絞りやすいです。最初は気になる業者をたくさんピックアップしておき、それらをポイントごとに比較して、最終的によりよい業者を選ぶようにしましょう。
以下の項目をチェックしておくとよいです。
・料金が予算内か
・撮影カット数や時間が妥当か
・ゲストとの撮影に追加料金があるか
・衣装やヘアメイクが自分の好みか
中には、フォトウェディングと会食を同時に行うプランもあるので、自分の希望に合ったプランを探してください。
3. 申し込み
予約方法は直接スタジオに行ったり、電話やWebからでも可能なので、自分たちのスケジュールに合わせて予約方法を選びましょう。フォトウェディングでは、満足のいく写真を撮るためにスタジオ選びが重要です。複数の写真スタジオを候補に挙げ、実際に話を聞いてイメージや相性を確認した上で、選択肢を絞ることがおすすめです。
国内でのフォトウェディングを考えている場合は、スケジュールを考慮し、3ヶ月~6ヶ月前に予約しておくことが理想的です。人気のスタジオは早めに予約しないと希望の日時に取れないため、遅くとも6ヶ月前には予約しておきましょう。海外でのフォトウェディングを計画している場合は、遅くとも6ヶ月前に予約しておくことをおすすめいたします。海外での撮影は飛行機や宿泊施設を予約する必要があるからです。
4. 打ち合わせ
フォトウェディングでは、事前の打ち合わせが1番重要です。打ち合わせするスタイルはスタジオに直接足を運ぶか、電話やメールなどで遠隔に行うか2種類あります。フォトウェディングがリゾート地や遠方の観光地で行われる場合も、撮影前日や当日に打ち合わせが行われます。打ち合わせでは、撮影当日に着る衣装選びや撮影のスケジュール調整など、さまざまな要望を詳細に相談いたします。
打ち合わせの時間は限られていることが多いため、新郎新婦は事前に予算や希望する写真のイメージや理想のヘアメイクやシチュエーションなどを明確に伝えることが重要です。また、打ち合わせで撮影を担当するカメラマンを選ぶことも見込まれます。その際、自分たちの好みやイメージに合った写真を持参し、「こんな感じで撮影してほしい」と具体的な要望を伝えましょう。
5. グッズなどの準備
撮影当日までに下着やアクセサリーの準備をします。買い忘れや当日の忘れ物を防ぐために、必要なアイテムを事前にリストアップして把握することをおすすめいたします。
下着
必要な下着は性別、和装や洋装により異なります。
成人式や卒業式などで和装下着を購入した場合、その下着をフォトウェディングでも使い回すことが見込まれます。初めて和装や洋装の下着を購入する場合は、専門店や百貨店で一式揃えることをおすすめいたします。
アクセサリーや小物
アクセサリーは購入するかレンタルします。購入する場合は、ハイジュエリーからリーズナブルなものまでさまざまな種類があります。自分だけのヘアアクセサリーとして使用を見込まれたり、結婚式の思い出として手元に残すことも可能です。購入場所は通販サイト、店舗、ハンドメイド、フリマサイトの4つがあります。ハンドメイドで購入する場合は、ハンドメイド通販サイトで作家が手作りしたオリジナルのブライダルアクセサリーの購入が見込まれます。独創的なデザインや温かみ、こだわりが感じられる上に、世界にひとつだけのアイテムが多く取り扱われています。
ただし、ハンドメイド作品は完成するまでに時間がかかるため、早めにオーダーする必要があります。フリマサイトでの購入は、中古のブライダルアクセサリーをお得に手に入れることが見込まれます。出品されている品は、一度使用しただけでほぼ新品同様のものもあります。ただし、人気のアイテムはすぐに売り切れることがあるため、新着情報をこまめにチェックすることが重要です。その一方でレンタルは、高価なアクセサリーを手頃な価格での使用が見込まれる点が魅力です。通常はドレスや着物と一緒に貸衣装店で選んだり、ジュエリー専門店でレンタルいたします。費用を抑えたい場合や選択肢が限られている場合に選ぶことが見込まれます。
ポーズ
ポーズを決める際は、各写真スタジオのHPやフォトギャラリーをチェックしましょう。ポーズの参考になる写真も見つけられるかもしれません。
ポーズが決まったら、撮影指示書を作成いたします。撮影指示書とはポーズやヘアメイクのイメージ、撮りたいシチュエーションなどをまとめた書類です。
6. 美容準備
撮影に向けて、美容準備を進めましょう。
・スキンケア
3ヶ月~6ヶ月前からスキンケアを始め、保湿や紫外線予防を徹底して肌を守りましょう。
撮影日が近づいてきたら、肌の毛穴を引き締めるための高密度パックの短期集中ケアがおすすめです。ただし、長期間の使用は肌に負担をかける可能性があるので注意してください。
・ヘアケア
撮影日の1週間前に美容院でトリートメントやヘアカラー、カットを行いましょう。
撮影日までの色落ちを考慮してヘアカラーしてもらうことで、当日に一番キレイな状態で迎えられます。
・脱毛やシェービング
シェービング肌に合わない可能性があるため、撮影日の1週間前に施術を受け、肌トラブルが起きても支障がないように注意しましょう。
・ボディメイク
3?6ヶ月前からボディメイクのプランを立て、無理なく理想の体型に近づけるようにしましょう。モチベーションを保つため、着たいドレスの写真を見ることも有効です。
・歯のホワイトニングとネイル
歯のホワイトニングは撮影日の3ヶ月?6ヶ月前から始めると効果的です。また、撮影直前にネイルをし手元を華やかに演出しましょう。
撮影日から逆算して計画的に美容準備を進めることが重要です。
7. 撮影当日
撮影当日は5時間~6時間を見積もっておきましょう。撮影当日の流れは以下の通りです。
・スタジオ入り
指定時間にスタジオに到着し、受付で予約内容と当日のスケジュールを確認いたします。普段着で問題ありません。そして、スタッフの案内でそれぞれの部屋に案内され、着付けが始まります。
・ヘアメイク、着付け
ヘアメイクが行われた後、事前に選んだ衣装の着付けが行われます。和装の方が時間がかかることが多いです。
・撮影場所へ移動(ロケーション撮影の時のみ)
支度が整ったら撮影場所へ向かいます。衣装が窮屈で乗り物酔いしてしまう人は、酔い止めを服用しておくとよいでしょう。
・撮影
カメラマンからポーズや構図についてのアドバイスを受けます。撮影時間は衣装やセットの変更により異なりますが、1着あたり1時間が目安です。撮影中や撮影後に、撮影小道具を使ったり特定のポーズやシチュエーションをカメラマンにリクエストすることも可能です。撮影指示書を作成してカメラマンに渡すこともひとつの方法です。
・撮影終了後の処理(ロケーション撮影のときのみ)
お店に戻り、私服に着替えます。希望があれば、持参したカメラやスマートフォンで自分たちの撮影が可能な場合もあります。
・写真選び
スタジオにより、撮影終了後に写真を選ぶ場合があります。スタジオ内のモニターで撮影された写真を確認しながら、写真の選択を行います。
中見出し
撮影データの納品方法により、出来上がる時間が変わります。アルバム仕上げの場合、完成までに約2ヶ月~3ヶ月、撮影データの提供は約2週間程度かかります。撮影や修正はスタジオで行われますが、実際の印刷は別の場所で行われるため、仕上がるまでに時間がかかります。仕上がり次第、撮影データは宅配便などを使って自宅に届けられます。
まとめ
フォトウェディングの必要な準備期間は、撮影場所により異なります。国内での撮影では約3ヶ月、海外での撮影では約6ヶ月の準備が必要です。フォトウェディングの流れは、理想を決め、スタジオに申し込み、業者と打ち合わせをし、グッズや小物を準備し、撮影し、撮影データを納品する流れです。打ち合わせがとくに重要であり、限られた時間の中で新郎新婦が実現したいフォトウェディングのイメージを伝えます。
予算や希望する写真のイメージ、理想のヘアメイクやシチュエーションなどを明確に伝えることが大切です。持参した写真などを使って具体的な要望を伝えると分かりやすいでしょう。フォトウェディングは一生に一度の特別な日を素敵な写真として残すためのものです。準備期間をしっかりと計画し、打ち合わせでのコミュニケーションを大切にすることが重要です。